愛国と信仰の構造 : 全体主義はよみがえるのか

書誌事項

愛国と信仰の構造 : 全体主義はよみがえるのか

中島岳志, 島薗進著

(集英社新書, 0822A)

集英社, 2016.2

タイトル読み

アイコク ト シンコウ ノ コウゾウ : ゼンタイ シュギ ワ ヨミガエル ノカ

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注記

参考文献: p270

内容説明・目次

内容説明

国家神道、祖国礼拝、八紘一宇。愛国心と信仰心が暴走した果てに、戦前の日本がなだれこんでいった全体主義。その種がまかれた明治維新から第二次大戦まではおよそ七五年だが、戦後七五年が近づく現代の日本も、奇妙によく似た歴史の過程を進んでいる。危機の時代になると、人々はなぜ国家と宗教に傾斜していくのか。戦前のような全体主義はよみがえるのか。日本の社会と政治の歪みに気鋭の政治学者と宗教学の泰斗が警鐘を鳴らす!

目次

  • 第1章 戦前ナショナリズムはなぜ全体主義に向かったのか
  • 第2章 親鸞主義者の愛国と言論弾圧
  • 第3章 なぜ日蓮主義者が世界統一をめざしたのか
  • 第4章 国家神道に呑み込まれた戦前の諸宗教
  • 第5章 ユートピア主義がもたらす近代科学と社会の暴走
  • 第6章 現代日本の政治空間と宗教ナショナリズム
  • 第7章 愛国と信仰の暴走を回避するために
  • 第8章 全体主義はよみがえるのか

「BOOKデータベース」 より

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