古代中世の文書管理と官人

書誌事項

古代中世の文書管理と官人

井上幸治著

八木書店古書出版部 , 八木書店 (発売), 2016.2

タイトル別名

古代中世の文書管理と官人

十から十二世紀における国家構造の転換過程 : 官司請負制の再検討

中世前期の実務官人の存在形態

タイトル読み

コダイ チュウセイ ノ モンジョ カンリ ト カンジン

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注記

博士論文「十から十二世紀における国家構造の転換過程 : 官司請負制の再検討」(立命館大学, 2000年) の一部と修士論文「中世前期の実務官人の存在形態」(立命館大学, 1996年) を中心に、関連する論考を併せたもの

索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

文書はだれが作成し、どうやって保管したのか。前近代の文書の記録と管理=アーカイブを担当した実務官人に注目し、古代から中世への移行期の実態と、中世公家政権の成立事情を明らかにする!

目次

  • 第1部 公家官僚制への変化(太政官弁官局の実務職員(史)の変遷と背景;平安時代中後期における外記・官史のライフサイクル;承久の乱後の官人編成)
  • 第2部 平安時代の文簿保管(平安時代前中期における文簿保管策;私有官文書群の形成;平安時代中後期の文殿;摂関家における文簿保管)
  • 第3部 文簿保管と官職の世襲(家業と官職の関係;官務小槻氏の確立;局務中原・清原氏の確立;「官司請負制」の内実)

「BOOKデータベース」 より

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