中世釈教歌の研究 : 寂然・西行・慈円

書誌事項

中世釈教歌の研究 : 寂然・西行・慈円

山本章博著

笠間書院, 2016.2

タイトル別名

中世釈教歌の研究 : 寂然西行慈円

タイトル読み

チュウセイ シャッキョウカ ノ ケンキュウ : ジャクゼン サイギョウ ジエン

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注記

博士論文 (上智大学, 2013年) をもとにしたもの

和歌・歌謡・俳諧索引: 巻末p1-5

書名索引: 巻末p5-9

人名・仏名・事項索引: 巻末p9-13

内容説明・目次

内容説明

和歌は長い伝統の中でいつしか仏教と結びつき、仏教文化の一つとしても意義づけられ存在し続けた。なぜ仏教の教義や言葉と和歌はここまで接近し、同等と見なされるようになったのか。平安末期から鎌倉初頭、寂然・西行・慈円が生きた時代の釈教歌から考える。

目次

  • 中世初期の和歌と仏教—その研究史
  • 第1部 寂然(寂然『法門百首』の形成と受容;寂然『法門百首』と天台思想—浄土を観る;恋と仏道—寂然『法門百首』恋部を中心に)
  • 第2部 西行(『聞書集』「法華経二十八品歌」の詠法をめぐって;西行「あみ」の歌をめぐって;西行と海浜の人々)
  • 第3部 慈円(慈円『法華要文百首』と法華法;慈円『法華要文百首』と後鳥羽院;慈円「金剛界五部」の歌をめぐって)
  • 宗教テクストとしての和歌

「BOOKデータベース」 より

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