日本統治下台湾の「国語」普及運動 : 国語講習所の成立とその影響
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日本統治下台湾の「国語」普及運動 : 国語講習所の成立とその影響
慶應義塾大学出版会, 2016.2
- タイトル別名
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日本統治下台湾の国語普及運動 : 国語講習所の成立とその影響
台湾の「国語」普及運動 : 日本統治下
- タイトル読み
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ニホン トウチカ タイワン ノ「コクゴ」フキュウ ウンドウ : コクゴ コウシュウジョ ノ セイリツ ト ソノ エイキョウ
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注記
学位請求論文「日本統治下台湾の国語普及運動 : 台湾総督府の政策とその実際」(慶應義塾大学, 2010年度提出) に加筆・修正を加えたもの
参考文献: p363-376
索引: p382-384
内容説明・目次
内容説明
台湾総督府による日本語教育は、一九三〇年代以降、台湾各地に設けられた「国語講習所」によって飛躍的に普及した。総督府がめざしたのは皇民化政策にともなう「日本人への同化」であったが、実際には「国語講習所」に通うことは台湾人にとって「社会教育」の実利をも目的としたものでもあった。日本の「国語」普及政策とその実態を文献調査とフィールドワークから明らかにしつつ、その意味を読み解く。
目次
- 第1部 台湾総督府の国語普及政策(植民地台湾における国語普及政策の成立と展開;一九三〇年代初期の国語普及政策とその状況;一九三〇年代後期から一九四五年までの国語普及政策とその状況;「国語講習所」用教科書『新国語教本』の性格)
- 第2部 台湾における国語普及運動の実際(台北市近郊の国語普及運動—台北州海山郡三峡庄の事例;北部〓(びん)南人農村地域における国語普及運動—台北州基隆郡萬里庄渓底村の事例;北部客家人農村地域における国語普及運動—新竹州関西庄の事例;南部離島における国語普及運動—高雄州東港郡琉球庄の事例)
「BOOKデータベース」 より