漱石のことば
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漱石のことば
(集英社新書, 0824F)
集英社, 2016.3
- タイトル読み
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ソウセキ ノ コトバ
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内容説明・目次
内容説明
ミリオンセラー『悩む力』の著者が、夏目漱石没後一〇〇年の年に、満を持して“名言集”に挑戦。漱石の平易な言葉は、今なお私たちに深い智慧をもたらしてくれる。「可哀想は、惚れたという意味」「本心は知り過ぎないほうがいい」「すれ違いは避けられぬ」「みんな淋しいのだ」「病気であることが正気の証」「嘘は必要」「一対一では、女が必勝」「頭の中がいちばん広いのだ」「片づくことなどありゃしない」。半世紀以上にわたり漱石全集を愛読してきた姜尚中が、密かに会得したこれらの“教訓”とともに、一四八の文章を紹介。本書は、混迷の二一世紀を生き抜くための座右の書である。
目次
- 残念な人生へのやさしい讃歌
- かくも「私」は孤独である—自我
- 「文明」が人を不幸にする—文明観
- たかが「カネ」、されど「カネ」—金銭観
- 「人の心」は闇である—善悪
- 「女」は恐い?!—女性観
- 「男」は男らしくない?!—男性観
- 「愛」は実らぬもの?!—恋愛観
- 「美」は静謐の中にあり—審美眼
- とかくに「この世」は複雑だ—処世雑感
- それでも「生きる」—死生観
「BOOKデータベース」 より