コンサートという文化装置 : 交響曲とオペラのヨーロッパ近代

書誌事項

コンサートという文化装置 : 交響曲とオペラのヨーロッパ近代

宮本直美著

(岩波現代全書, 085)

岩波書店, 2016.3

タイトル読み

コンサート トイウ ブンカ ソウチ : コウキョウキョク ト オペラ ノ ヨーロッパ キンダイ

大学図書館所蔵 件 / 182

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p239-250

内容説明・目次

内容説明

現在の演奏会の姿はどのように形づくられたのか。従来の声楽優位に代わって交響曲を中心とする器楽演奏がクラシック・コンサートのメインとなったのはいつどのような理由によるのか。器楽優位を支える論理の発生やオペラ(歌劇)の変容、演奏者や聴衆(消費者)の変化など、近代の文化装置としてのコンサートとそれを取り巻く諸要素を、ヨーロッパ全域にわたり歴史的に分析する。

目次

  • 序章 交響曲はいかにしてコンサートの主役になったのか
  • 第1章 言葉にできない音楽
  • 第2章 オペラの覇権
  • 第3章 コンサート市場を成立させたもの
  • 第4章 交響曲の正当化と受容
  • 第5章 言葉にできない音楽の言葉による領有

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ