チェロと宮沢賢治 : ゴーシュ余聞

書誌事項

チェロと宮沢賢治 : ゴーシュ余聞

横田庄一郎著

(岩波現代文庫, 文芸 ; 276)

岩波書店, 2016.3

タイトル読み

チェロ ト ミヤザワ ケンジ : ゴーシュ ヨブン

注記

1998年7月に音楽之友社より刊行されたもの

主要参考文献: p307-309

横田庄一郎著作一覧: p319-320

内容説明・目次

内容説明

熱烈な音楽好きで知られた宮沢賢治は、農民楽団で自作の詩に曲を付けチェロを演奏することまで夢見た。賢治が愛用したチェロは現存する。演奏の仕方を誰から教わったのか、いつ演奏をしたのか。チェロのたどった数奇なドラマを入念な取材と緻密な資料の博捜により迫ることで、代表作『セロ弾きのゴーシュ』の生まれる過程と作品の魅力が存分に語られる。音楽との関わりを通して賢治文学の新たな世界を明らかにする。

目次

  • 第1部 宮沢賢治のチェロ(長い旅;1926.K.M.;『西洋音楽講座』;ヴィオロン・セロ科;チェロを買った ほか)
  • 第2部 ゴーシュ余聞(「十日後」のゴーシュ;オーケストラ;宮沢家の音楽;チェロを弾く人;エミ・ヤンとチェロ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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