もっとも崇高なヒステリー者 : ラカンと読むヘーゲル
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書誌事項
もっとも崇高なヒステリー者 : ラカンと読むヘーゲル
みすず書房, 2016.3
- タイトル別名
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Le plus sublime des hystériques : Hegel avec Lacan
もっとも崇高なヒステリー者 : ラカンと読むヘーゲル
もっとも崇高なヒステリー者 : ラカンと読むヘーゲル
- タイトル読み
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モットモ スウコウ ナ ヒステリーシャ : ラカン ト ヨム ヘーゲル
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注記
原著 (Presses universitaires de France, 2011) の全訳
書誌一覧: p351-356
内容説明・目次
内容説明
若きジジェクはラカン・ヘーゲル・マルクスという思想システムに内在する論理を架橋することで世界を読み解く視野を鮮やかに拓いた。ジジェクの出発点にして思索のすべてを凝縮した重要書。
目次
- ラカンと読むヘーゲル(「形式の側」—理性対悟性;遡行的遂行性、あるいはいかにして偶然的なものから必然的なものが生じるか;弁証法、シニフィアンの論理(1)—自己言及としての一なるもの;弁証法、シニフィアンの論理(2)—現実的なものの「三つ組」;なかったことにすること—ラカンはいかなる点でヘーゲル的か;「理性の狡知」、あるいはヘーゲルの目的論の真の本質;「超感性的なもの、それは現象としての現象である」あるいはヘーゲルはいかにしてカントの「もの自体」を超えたのか;なぜ絶対知が分離するものであるかを把握させてくれるヘーゲル的な小話二つ)
- いくつかのポストヘーゲル的行き止まり(商品‐形式の秘密—マルクス、彼はなぜ症状を発見したのか;夢と幻想の間のイデオロギー—「全体主義」を境界づける第一の試み;神的精神病、政治的精神病—「全体主義」を境界づける第二の試み;二つの死の間—「全体主義」を境界づける第三の試み;イデオロギー的な綴じ止め—なぜラカンは「ポスト構造主義者」ではないのか;名指しと偶然性—英語圏におけるヘーゲル)
「BOOKデータベース」 より