戦争と一人の作家 : 坂口安吾論
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戦争と一人の作家 : 坂口安吾論
河出書房新社, 2016.2
- タイトル読み
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センソウ ト ヒトリ ノ サッカ : サカグチ アンゴ ロン
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内容説明・目次
内容説明
君はもう堕落している。「戯作」を求めた作家・坂口安吾はなぜ特攻を賛美したのか—?あらゆる安吾論を無に帰しながら“現在”を撃つ、かつてない思想の雷撃。「爆心地の無神論者—『はだしのゲン』が肯うもの」収録。
目次
- 戦争と一人の作家—坂口安吾論(ファルスの定義;初期ファルスの実際とその蹉跌;「吹雪物語」へ;「吹雪物語」の挫折;「文学のふるさと」と芋虫の孤独;「イノチガケ」—合理主義と死;「紫大納言」から「桜の森の満開の下」へ、そしてその彼方へ—消滅のカタルシス;安吾の文体論—「文章のカラダマ」の「必要」;イノチガケの特攻—「日本文化私観」と「特攻隊に捧ぐ」;堕落・政治・独創—「堕落論」「続堕落論」再考;戦争と美と一人の女と;ファルスの帰結—明日は天気になれ、もう軍備はいらない)
- ゲン、爆心地の無神論者—『はだしのゲン』が肯うもの
「BOOKデータベース」 より