ローマ帝国の東西分裂

書誌事項

ローマ帝国の東西分裂

南雲泰輔著

岩波書店, 2016.3

タイトル別名

The rupture of the Roman Empire

タイトル読み

ローマ テイコク ノ トウザイ ブンレツ

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注記

その他のタイトルは巻末p7の英文要旨による

博士論文「ローマ帝国の東西分裂 : ローマ帝国解体期の政治行政史的研究」(京都大学, 2011年) に加筆修正を施したもの

参考文献: 巻末p11-44

内容説明・目次

内容説明

ローマ史上の画期とされる帝国の東西分裂とは、何だったのか。歴史を動かした文武の官僚たちを主人公に、ローマ帝国の解体過程を描き出す。膨大な研究史の洗い直しと緻密な史料分析をふまえて、古代史の大問題に取り組み、新しい歴史像の提示を試みる。

目次

  • 第1章 問題の所在—ローマ帝国の東西分裂をめぐって
  • 第2章 シュンマクス—「永遠の都」ローマ市と食糧供給
  • 第3章 ルフィヌス—新しい「首都」コンスタンティノープル市の官僚の姿
  • 第4章 ルキアノス—帝国東部宮廷における官僚の権力基盤
  • 第5章 エウトロピオス—帝国東部宮廷における宦官権力の確立
  • 第6章 スティリコ—帝国西部宮廷における「蛮族」の武官と皇帝家の論理
  • 第7章 アラリック—イリュリクム道の分割と帝国の分裂
  • 終章—ローマ帝国の東西分裂とは何か

「BOOKデータベース」 より

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