鳥の行動生態学
著者
書誌事項
鳥の行動生態学
京都大学学術出版会, 2016.3
- タイトル別名
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Behavioural ecology of birds
- タイトル読み
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トリ ノ コウドウ セイタイガク
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注記
各章末に文献あり
内容説明・目次
内容説明
他の動物の声をまねたり、つがい相手にプレゼンしたり、その振る舞いが適応に果たす役割は?いろんな姿形で多様な暮らしをしている鳥たちを観察していると、たくさんの「なぜ?」が浮かんでくる。かれらがどのように環境に適応して生きているのか、観察はもちろん、遺伝子解析やバイオロギングなど最新の技法を駆使して、つがいで子育てをしたり、托卵したり、道具を使って餌を採るといった鳥の行動をめぐるさまざまな「なぜ?」に迫る。鳥たちの興味深い行動を探る11章。
目次
- 第1章 鳥類における血縁認知
- 第2章 対称性のゆらぎと性淘汰
- 第3章 鳥類の配偶システムとつがい外父性
- 第4章 鳥類における雄から雌への給餌行動の機能
- 第5章 条件的性比調節
- 第6章 鳥類の子殺し
- 第7章 騙しを見破るテクニック 卵の基準、雛の基準—托卵鳥・宿主の軍拡競争の果てに
- 第8章 鳥類の採餌行動に見られる知能的行動
- 第9章 鳥類の警戒声—悲鳴か情報伝達か?
- 第10章 さえずりを他種が聞くと何が起こるか—形質置換、そして種認知への影響
- 第11章 行動と生理—ストレスホルモンによる“異常事態”への応答
「BOOKデータベース」 より