「おたく」の精神史 : 一九八〇年代論
著者
書誌事項
「おたく」の精神史 : 一九八〇年代論
(星海社新書, 78)
星海社 , 講談社 (発売), 2016.3
- タイトル別名
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おたくの精神史 : 1980年代論
- タイトル読み
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「オタク」 ノ セイシンシ : センキュウヒャクハチジュウネンダイ ロン
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注記
2007年3月に朝日新聞社より刊行された同名書籍を底本とし, 書き下ろしを加え, 新書化したもの
内容説明・目次
内容説明
「オタク」が「おたく」とひらがなで表記されていた一九八〇年代。『漫画ブリッコ』が創刊し、岡崎京子がデビューし、ニューアカがもてはやされた。岡田有希子が自死を選び、オウムが設立され、手塚治虫と昭和天皇がこの世を去った。そして、あの宮崎勤が現れた—。八〇年代「おたく」文化の内部を「おたく第一世代」の編集者として生きた大塚英志にしか語れない、“いま”立ち返るべき私的「おたく」論。序章「見えない文化大革命」、終章「二〇一五年の『おたく』論」を書き下ろし、待望の復刊。
目次
- 第1部 「おたく」と「新人類」の闘争(「おたく」の誕生;「新人類」とは何であったのか ほか)
- 第2部 少女フェミニズムとその隘路(岡田有希子と「身体なき」アイドル;黒木香とピンクハウス ほか)
- 第3部 物語消費の時代(ディズニーランドと現実化する虚構;収集する主体 ほか)
- 第4部 九〇年代のなかの八〇年代(湾岸戦争と「文学者」たち;漂流する人々 ほか)
「BOOKデータベース」 より