書誌事項

近衞家名宝からたどる宮廷文化史 : 陽明文庫が伝える千年のみやび

名和修 [ほか] 執筆 ; 田島公編

笠間書院, 2016.3

タイトル別名

近衛家名宝 (このえけめいほう) からたどる宮廷文化史 (きゅうていぶんかし) : 陽明文庫 (ようめいぶんこ) が伝 (つた) える千年 (せんねん) のみやび

宮廷文化史 : 近衛家名宝からたどる : 陽明文庫が伝える千年のみやび

タイトル読み

コノエケ メイホウ カラ タドル キュウテイ ブンカシ : ヨウメイ ブンコ ガ ツタエル センネン ノ ミヤビ

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注記

その他の執筆者: 湯山賢一, 北啓太, 朧谷寿, 五味文彦, 尾上陽介, 本郷恵子, 藤井讓治, 島谷弘幸, 芳村弘道, 金田章裕, 名和知彦, 粕谷真理子

参考文献あり

年表あり

内容説明・目次

内容説明

世界記憶遺産『御堂関白記』をはじめ、近衞家の名宝10万件を伝える陽明文庫。奈良・平安初期から近代まで、あらゆる時代の資料を揃える文庫の全貌に迫り、貴重な書物の数々を読み解く。藤原氏嫡流として、常に朝廷の中枢にいた近衞家の史料から、どのような政治の動きがみえるのか。どれほどの素晴らしい芸術品が伝えられているのか。日本が世界に誇る宮廷文化の真髄を披露する。

目次

  • 1 近衞家と文庫の歴史(陽明文庫の沿革—成り立ちといまのありよう;『摂関家旧記目録』の筆者は藤原忠実か—摂関家再興の象徴;禁裏文庫と近衞家—江戸・明治期の様相)
  • 2 世界記憶遺産『御堂関白記』の世界(『御堂関白記』の魅力あれこれ;藤原道長『御堂関白記』が語る栄華の真実—三代の天皇を孫で独占するまで;『御堂関白記』と『枕草子』)
  • 3 朝廷を支えた近衞家—歴代当主と家司たち(『兵範記』紙背文書やその他の断簡からの発見;南北朝時代の公武関係—『後深心院関白記』にみる足利義満の成長;織豊期の近衞家をめぐって—前久と信尹の武家的性格)
  • 4 書跡・漢籍・古地図の貴重書をさぐる(近衞家の書跡—その価値と魅力;陽明文庫の漢籍—優品三十六点を厳選解説;「宮城図」をめぐって—九条家本・陽明文庫本・東山御文庫本への系譜)
  • 5 陽明文庫の現在—未来へ向けて(公益財団法人陽明文庫の事業活動;「陽明文庫講座」実施記録;陽明文庫と学術創成研究—目録学研究の進展と古典学の再生のために)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB20988425
  • ISBN
    • 9784305708021
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 287p, 図版viiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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