景観人類学 : 身体・政治・マテリアリティ
Author(s)
Bibliographic Information
景観人類学 : 身体・政治・マテリアリティ
時潮社, 2016.3
- Other Title
-
景観人類学 : 身体政治マテリアリティ
- Title Transcription
-
ケイカン ジンルイガク : シンタイ・セイジ・マテリアリティ
Available at / 98 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
参考文献: p329-358
内容: まえがき(編者), 序論: 景観人類学の動向と本書の枠組み, 第I部: 移動性と一時性(第一章「移民と/移民の景観」-第四章「「問題」としての景観」), 第II部: 競合と相律(第五章「セルフィーが生み出す景観」-第七章「都市景観をめぐるポリティクス」), 第III部: 応用アプローチへの可能性(第八章「景観と開発のあわいに生きる」-第十一章「地図と景観の現在」), 参考文献, あとがき(編者), 索引, 執筆者紹介
Contents of Works
- 景観人類学の動向と本書の枠組み / 河合洋尚 [執筆]
- 移民と/移民の景観 / 椿原敦子 [執筆]
- 徒歩者の景観 : 場所・動き・知 / 土井清美 [執筆]
- 都市のサウンドスケープと芸能の音 : 香港・九龍半島における中国龍舞の習得と実践を事例として / 辻本香子 [執筆]
- 「問題」としての景観 : ソロモン諸島マライタ島のアシ(海の民)の事例から / 里見龍樹 [執筆]
- セルフィーが生み出す景観 : マッカ巡礼における宗教景観論争と共有のパフォーマンス / 安田慎 [執筆]
- コミュニケーションから創られる場所性 : 京都市の事例から / 岩田京子 [執筆]
- 都市景観をめぐるポリティクス : 中国における漢族文化の類型学と〈場所〉の再構築 / 河合洋尚 [執筆]
- 景観と開発のあわいに生きる : インド・タール沙漠における風力発電開発事業と人びとの世界認識 / 小西公大 [執筆]
- リビングヘリテージとしての景観 : カンボジアにおけるアンコール期/ポスト・アンコール期遺跡の文化遺産保護をめぐって / 石村智 [執筆]
- 文化財ポリティックスとしての景観価値 : 奄美群島における世界遺産登録推進と現地の景観認識 / 大西秀之 [執筆]
- 地図と景観の現在 : 気候変動とグーグルアース上における「沈む国」ツバルの視覚化 / 小林誠 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
景観人類学の新たな地平を拓く。グローバル化の中で自然・社会・文化が激しく変動しつつある現在、身体‐環境関係の再考から既存のパラダイムを転換しようとする景観人類学が注目されつつある。本書は、海外の研究動向を踏まえ、この分野の新たな可能性を探る試みである。
Table of Contents
- 第1部 移動性と一時性(移民と/移民の景観;徒歩者の景観—場所・動き・知;都市のサウンドスケープと芸能の音—香港・九龍半島における中国龍舞の習得と実践を事例として;「問題」としての景観—ソロモン諸島マライタ島のアシ(海の民)の事例から)
- 第2部 競合と相律(セルフィーが生み出す景観—マッカ巡礼における宗教景観論争と共有のパフォーマンス;コミュニケーションから創られる場所性—京都市の事例から;都市景観をめぐるポリティクス—中国における漢族文化の類型学と“場所”の再構築)
- 第3部 応用アプローチへの可能性(景観と開発のあわいに生きる—インド・タール沙漠における風力発電開発事業と人びとの世界認識;リビングヘリテージとしての景観—カンボジアにおけるアンコール期/ポスト・アンコール期遺跡の文化遺産保護をめぐって;文化財ポリティクスとしての景観価値—奄美群島における世界遺産登録推進と現地の景観認識;地図と景観の現在—気候変動とグーグルアース上における「沈む国」ツバルの視覚化)
by "BOOK database"