記憶とリアルのゆくえ : 文学社会学の試み
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記憶とリアルのゆくえ : 文学社会学の試み
新曜社, 2016.3
- タイトル読み
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キオク ト リアル ノ ユクエ : ブンガク シャカイガク ノ ココロミ
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注記
参考文献: 各論末
内容説明・目次
内容説明
文学の魅力を、もう一度!文学には社会の深層が如実に映し出されずにはいない。漱石から村上春樹までの、個人主義、記憶、身体論、終末期医療などの表現のなかに、現代の「リアル」をさぐる、スリリングな「文学社会学」の試み。作田啓一氏の長編論稿を収録。
目次
- 寺田寅彦における追憶の形式
- 分身と記憶—古井由吉「朝の男」をめぐって
- 村上春樹と個人主義のゆくえ
- 『ボヴァリー夫人』から『アンナ・カレーニナ』へ—三者関係論と二つの不倫小説
- 管理される生と生きられる身体のあいだに—『ウィット』に描かれる終末期医療
- かけわたす人、円朝
- 文学からの社会学—作田啓一の理論と方法
- 日本近代文学に見られる自我の放棄—伊藤整の枠組に従って
- 日本近代文学に見られる自我の放棄(続)—リアルの現れる場所
「BOOKデータベース」 より