書誌事項

石巻赤十字病院の100日間

石巻赤十字病院, 由井りょう子著

(小学館文庫, ゆ4-2)

小学館, 2016.3

増補版

タイトル別名

石巻赤十字病院の100日間

タイトル読み

イシノマキ セキジュウジ ビョウイン ノ 100ニチカン

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注記

2011年刊を増補改訂し文庫化したもの

叢書番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ロビーにあふれる被災者、家族の安否もわからないまま不眠不休で働く医療従事者の姿—3・11当時、連日テレビで石巻赤十字病院の様子が報道された。約20万人が居住する石巻圏の医療施設が壊滅状態となり、唯一、水没を免れ、自家発電機を有していたこの病院に人々が殺到していたのだ。約300か所にまで膨れあがった避難所への医療提供やアセスメント(評価付け)も自らが担うことに。赤十字社の組織力と機動力をもって、全力で医療活動を行ったこの病院の取り組みは、今後の災害医療のモデルケースになるともいわれる。生きた教訓となるノンフィクション。

目次

  • 1章 地震発生(三月一一日午後二時四六分;災害対策本部立ち上げ、災害レベル3を宣言 ほか)
  • 2章 石巻二二万人の瀬戸際(看護専門学校、避難所の二日目;取り残された避難所・渡波小学校 ほか)
  • 3章 終わらない災害医療(薬を流された人々の生命線;感染症対策チームの避難所巡回 ほか)
  • 4章 五年後の石巻赤十字病院(数字で振り返る3・11震災;被災者であり救援者であった看護師 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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