書 : 筆蝕の宇宙を読み解く
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書 : 筆蝕の宇宙を読み解く
(中公文庫, [い-113-2])
中央公論新社, 2016.3
- タイトル読み
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ショ : ヒッショク ノ ウチュウ オ ヨミトク
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注記
2005年9月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
私たちはなぜ、書を美しいと感じるのか。東アジアの文化の根柢をなす書は、どのような表現構造をもつのか。具体的に数々の名品を鑑賞し、ときには指でなぞり「書く」行為の追体験をすすめるなど、さまざまな角度から「書」の魅力にせまる十二の講義。
目次
- 書の表現の根柢をなすもの—筆蝕について1
- 反転しあう陰陽の美学—筆蝕について2
- 垂線の美学—書と宗教
- 整斉、参差、斉参—旋律の誕生
- 書のなかの物語—旋律の展開
- 折法の変遷と解体—リズムについて
- 表現行為としての書—書と織物
- 書のダイナミックス—筆勢について
- 結字と結構—書と建築
- ムーブメントとモーション—書と舞踊
- 甲骨文、金文、雑体書—書とデザイン
- 余白について—書と環境
「BOOKデータベース」 より