霊媒のいる街 : 北タイ、チェンマイの宗教復興

書誌事項

霊媒のいる街 : 北タイ、チェンマイの宗教復興

福浦一男著

春風社, 2016.2

タイトル別名

霊媒のいる街 : 北タイチェンマイの宗教復興

タイトル読み

レイバイ ノ イル マチ : キタタイ、チェンマイ ノ シュウキョウ フッコウ

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注記

博士論文「北タイ、チェンマイの冷媒集団とその宗教実践」(京都大学, 2014) に加筆・修正を行ったもの

参考・引用文献: p277-285

内容説明・目次

内容説明

近代化と都市化の進む北タイ、チェンマイでは、伝統的な民間宗教である霊媒術が変容している。人々はなぜ霊媒のもとへ通うのか。霊媒たちは、毎日のように集まり、儀礼を行うことによって、社会にいかに働きかけているのか。色とりどりの衣装、伝統楽器のオーケストラによる音楽、突如始まり切り替わる儀礼のシークエンス。15年をかけた詳細なフィールドワークにより、現代社会における宗教復興の諸相を明らかにする。

目次

  • 序章 タイの宗教と社会変動
  • 第1章 チェンマイ、精霊信仰、霊媒術
  • 第2章 霊媒術のセアンス—民間宗教の適応力
  • 第3章 霊媒集団とその儀礼(1)—「インドラ神の柱」崇拝と年中行事儀礼
  • 第4章 霊媒集団とその儀礼(2)—霊媒集団儀礼
  • 第5章 母系祖霊崇拝儀礼「ピー・メン」と霊媒集団儀礼—二種類の集団憑依儀礼
  • 第6章 「三人の王」崇拝儀礼—新たな集団儀礼の創造とフォーマルな霊媒集団の希求
  • 終章 宗教実践の創造性とエイジェンシー

「BOOKデータベース」 より

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