「こと」の認識「とき」の表現 : フランス語のquand節と半過去
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書誌事項
「こと」の認識「とき」の表現 : フランス語のquand節と半過去
(プリミエ・コレクション, 70)
京都大学学術出版会, 2016.3
- タイトル別名
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ことの認識ときの表現 : フランス語のquand節と半過去
- タイトル読み
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コト ノ ニンシキ トキ ノ ヒョウゲン : フランスゴ ノ quandセツ ト ハンカコ
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注記
博士論文「quand節に現れる半過去 : 談話的時制解釈モデルによる分析」 (京都大学, 2014年) を加筆修正したもの
参考文献: p239-244
内容説明・目次
内容説明
フランス語では「…していた」は「半過去形」で表現される。このありふれた時制表現のなかに、驚きの世界が隠れている。小説で、失恋の歌で、昔話で…、半過去がみせる微妙な裏技の数々を、この一冊が語る。
目次
- 序章 言語の世界と時間の概念(言語の世界における「時間」の問題;事態の認識と時間の概念 ほか)
- 第1章 quand節に現れる半過去とは何か—先行研究の概観と本書における仮説の提示(半過去の用法の多様性;quand節における半過去の使用制約 ほか)
- 第2章 談話的時制解釈モデルと半過去による事態の係留(談話的時制解釈モデルの必要性;時制形式と事態の定位操作 ほか)
- 第3章 quand節に現れる半過去と談話的時制解釈(先行研究のまとめ;quand節の位置と機能 ほか)
- 第4章 逆従属構文に現れる半過去と談話的時制解釈(逆従属構文の特徴;逆従属構文と発話様態 ほか)
「BOOKデータベース」 より