書誌事項

佐多稲子研究

北川秋雄著

大阪教育図書, 2016.3

  • 戦後篇

タイトル読み

サタ イネコ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 37

この図書・雑誌をさがす

注記

『佐多稲子研究』(双文社出版 1993年刊)<BN09955482>の続編

内容説明・目次

内容説明

戦後出発から晩年までの佐多稲子の文学と人生。明治・大正・昭和・平成を生き抜いた女性作家の今日的意味を問う。

目次

  • 1 戦後出発と戦争責任問題(「樹々のさやぎ」—敗戦直後の勧善懲悪小説;「私の東京地図」という迷路;佐多稲子の敗戦処理—「虚偽」「泡沫の記憶」を中心に;「夜を背に昼をおもてに」論—婦人民主クラブのことなど)
  • 2 五〇年問題(佐多稲子の五〇年問題—「みどりの並木道」のことなど;「機械のなかの青春」前後—一九五一年党除名と復帰の間に)
  • 3 党復帰から再除名まで(戦後の中間小説—「体の中を風が吹く」「愛とおそれと」を中心に;「歯車」論—非合法時代“正史”としての制約;「渓流」私注—三つの家と背後の闇;「虚偽」その後—「ある夜の客」「年賀状」のこと)
  • 4 党から離れて、そして晩年(「塑像」私注—階級的と、人間的ということ;「重き流れに」「樹影」論—再除名からの反転;「時に佇つ」「夏の栞」論—美しいということ)
  • 補遺(ある時期の堀辰雄と佐多稲子;窪川鶴次郎の文学と佐多稲子;南方派遣と「若き妻たち」のこと;佐多稲子と播磨—姫路・相生・明石、そして西沢隆二;佐多稲子「たけくらべ」論資料について)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21203109
  • ISBN
    • 9784271210450
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    417p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ