バリ島仮面舞踊劇の人類学 : 人とモノの織りなす芸能

書誌事項

バリ島仮面舞踊劇の人類学 : 人とモノの織りなす芸能

吉田ゆか子著

風響社, 2016.2

タイトル別名

バリ島仮面舞踊劇の人類学 : 人とモノが織りなす芸能

タイトル読み

バリトウ カメン ブヨウゲキ ノ ジンルイガク : ヒト ト モノ ノ オリナス ゲイノウ

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注記

博士論文『バリ島仮面舞踊劇トペンの人類学的研究 : 名人芸からネクサスへ』(筑波大学, 2012) を加筆修正したもの

参考文献: p343-360

内容説明・目次

内容説明

ユネスコの無形文化遺産にも登録された仮面劇トペン。本書は、西洋近代的な「演者/観客」像から離れ、トペンが様々な関係の「束」として存在していることを、動態的に示す。神います芸能の初源をも彷徨とさせるユニークな民族誌。

目次

  • 序章 名人芸としてのトペン像への疑問と本書の課題
  • 第1章 トペンの上演形式—儀礼と余興の間の連続と非連続
  • 第2章 トペン・ワリと「観客」—鑑賞の断片性と反復性
  • 第3章 仮の面と仮の胴—上演中の人・モノ・神格
  • 第4章 もう一つの人・モノ・神格のネクサス—上演前後に続く仮面を巡るやりとり
  • 第5章 演者が育まれるプロセス—「プロフェッショナル」から「ローカル」まで
  • 第6章 トペンと女性—不整合性を超えて
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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