第一次世界大戦を考える
著者
書誌事項
第一次世界大戦を考える
共和国, 2016.4
- タイトル別名
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第一次世界大戦を考える
- タイトル読み
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ダイイチジ セカイ タイセン オ カンガエル
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注記
「二〇一四年一月から十二月まで『図書新聞』に掲載された第一次世界大戦に関するエッセイ、二〇一四年十月から二〇一五年九月まで『京都新聞』に連載された「京大人文研共同研究班が読み解く世界史」、そして、京都大学人文科学研究所共同研究班「第一次世界大戦の総合的研究」のホームページに掲載されたエッセイのうち、執筆者が転載を許可した文章を再構築したアンソロジーである」--p5
第一次世界大戦略年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「平和のための戦争」を大義名分にかかげ、毒ガス、戦車、戦闘機などの近代兵器とともに総力戦を繰りひろげた第一次世界大戦(1914‐18)は、まさに「人類の終末」としての「現代のはじまり」を告げるものだった!のべ60余名の執筆者が多彩なテーマで語りつくす、大戦のハンディな小百科。
目次
- 第1部 大戦を考えるための十二のキーワード(音楽—新世界の潮流;食—人間の生存条件を攻撃する「糧食戦」;徴兵制—人間の質より量を問題に;書く—経験から発する言葉が「証言」に;ロシア革命—世界を変革した社会主義の「実験」;技術—電信と電波で一つになる世界;文明—非暴力で不服従を貫くガンディー;中国—国際社会に賭けた期待と失望;ナショナリズム—民族自決のうねりと新たな火種;帝国主義—植民地再分割へ戦火拡大;アメリカ—「民主主義の戦争」の矛盾;民主主義—正解のない永続的追求課題)
- 第2部 大戦の波紋(世界性・総体性・持続性;美の振動;刻まれた傷跡;遺産の重み)
- 第3部 いま、大戦をどうとらえるか(開戦百周年の夏に;ベルギーの国際シンポジウムに参加して;誰が歴史を描くのか;反時代的・同時代的考察;経験の断絶;カピトリーノの丘で第一次大戦を想う;見えるものと見えないもの)
「BOOKデータベース」 より