国学の曼陀羅 : 宣長前後の神典解釈
著者
書誌事項
国学の曼陀羅 : 宣長前後の神典解釈
ぺりかん社, 2016.4
- タイトル読み
-
コクガク ノ マンダラ : ノリナガ ゼンゴ ノ シンテン カイシャク
大学図書館所蔵 件 / 全40件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
近世後期、日本最古の文献である『古事記』は単なる過去ではなくなり、書かれた時代と「同時的」となって、“神話”であることに対峙する書物となった—本居宣長の前後に登場した田安宗武・上田秋成・橘守部・富士谷御杖らの記紀解釈を集積体として読み解き、人間と神々のコスモロジーを穿つ。
目次
- 第1章 田安宗武の『古事記詳説』—皇位継承観を中心に
- 第2章 上田秋成の『神代かたり』
- 第3章 橘守部の神典解釈—「タブー」の神学
- 第4章 平田篤胤の神典解釈—宇宙論的創世神話の考察
- 第5章 富士谷御杖の神典解釈—「欲望」の神学
- 第6章 富士谷御杖の「斎宮」再興論
- 第7章 吉岡徳明の『古事記伝略』—国家神道体制確立過程の一齣
「BOOKデータベース」 より