国家はなぜ衰退するのか : 権力・繁栄・貧困の起源

書誌事項

国家はなぜ衰退するのか : 権力・繁栄・貧困の起源

ダロン・アセモグル, ジェイムズ・A・ロビンソン著 ; 鬼沢忍訳

(ハヤカワ文庫, 7785-7786 . ハヤカワ文庫NF||ハヤカワ ブンコ NF ; NF464-465)

早川書房, 2016.5

タイトル別名

Why nations fail : the origins of power, prosperity and poverty

国家はなぜ衰退するのか : 権力繁栄貧困の起源

タイトル読み

コッカ ワ ナゼ スイタイ スルノカ : ケンリョク・ハンエイ・ヒンコン ノ キゲン

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注記

原著 (Crown business, 2012) の全訳

2013年6月早川書房刊の単行本を文庫化したもの

ブックジャケットの背に「社会文化 ハヤカワノンフィクション文庫」の表記あり

参考文献: 下p363-395

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784150504649

内容説明

繁栄を極めたローマ帝国はなぜ滅びたのか?産業革命がイングランドからはじまった理由とは?共産主義が行き詰まりソ連が崩壊したのはなぜか?韓国と北朝鮮の命運はいつから分かれたのか?近年各国で頻発する民衆デモの背景にあるものとは?なぜ世界には豊かな国と貧しい国が生まれるのか—ノーベル経済学賞にもっとも近いと目される経済学者がこの人類史上最大の謎に挑み、大論争を巻き起こした新しい国家論。

目次

  • 序文
  • 第1章 こんなに近いのに、こんなに違う
  • 第2章 役に立たない理論
  • 第3章 繁栄と貧困の形成過程
  • 第4章 小さな相違と決定的な岐路—歴史の重み
  • 第5章 「私は未来を見た。うまくいっている未来を」—収奪的制度のもとでの成長
  • 第6章 乖離
  • 第7章 転換点
  • 第8章 縄張りを守れ—発展の障壁
巻冊次

下 ISBN 9784150504656

内容説明

近代日本に起きた明治維新という大転換、ヨーロッパの旧宗主国が植民地にもたらした負の遺産、合衆国において公民権運動が担った役割、アジア・アフリカの独裁体制が抱える矛盾、現代中国の経済成長とその限界…イノヴェーションを起こし豊かな国家を築くための条件とは?人類史をひもとき格差や貧困が生じる要因とその解決策を示し、歴代のノーベル経済学賞受賞者から絶賛された21世紀の新古典。

目次

  • 第9章 後退する発展
  • 第10章 繁栄の広がり
  • 第11章 好循環
  • 第12章 悪循環
  • 第13章 こんにち国家はなぜ衰退するのか
  • 第14章 旧弊を打破する
  • 第15章 繁栄と貧困を理解する
  • 付録 著者と解説者の質疑応答

「BOOKデータベース」 より

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