蘇我大臣家 : 倭王権を支えた雄族
著者
書誌事項
蘇我大臣家 : 倭王権を支えた雄族
(日本史リブレット人, 003)
山川出版社, 2016.5
- タイトル別名
-
Sogadaijinke
蘇我大臣家 : 倭王権を支えた雄族
- タイトル読み
-
ソガ ダイジンケ : ワオウケン オ ササエタ ユウゾク
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注記
蘇我大臣家とその時代: 巻末
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
大臣職を世襲した蘇我氏の「等身大」の姿とは、どのようなものだったのか。彼らは外戚関係の形成に尽力しつつ、群臣合議を主導して多数派工作を行うことにより、王権内で生き抜くことを模索した一族であった。しかし冠位十二階の制定で、結果的に蘇我氏が孤立化・独善化していくと、王族や群臣層の支持を急速に失っていく。本書は最新の王権研究の成果をふんだんに取り入れ、蘇我氏盛衰の経緯と要因について探っていく。
目次
- 大臣と合議制
- 1 蘇我稲目(系譜と出自;政治的台頭の背景 ほか)
- 2 蘇我馬子(六世紀後半の王権継承;蘇我系大王の誕生 ほか)
- 3 蘇我蝦夷・入鹿(推古の後継問題と蘇我氏の族長権争い/百済宮家と斑鳩宮家 ほか)
- その後の蘇我氏
「BOOKデータベース」 より