ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか
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ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか
(コア新書, 018)
コアマガジン, 2016.4
- タイトル読み
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ヒトラー ワ ナゼ ネコ ガ キライ ダッタノカ
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
猫がなぜカワイイのか。理由など無い。猫のかわいさは絶対だからだ。猫がカワイイことに理屈を求めてはいけない。しかし、猫を溺愛する社会には意味があることを筆者は発見した。と同時に、犬を溺愛する社会には、猫を愛する社会と対極の意味を持つことも筆者は発見する。ヒトラーは犬を溺愛したが猫を無視した。ナチスはドイツ人に犬や狼のあり方を理想として強制した。これは単なる偶然ではない。猫と犬、この二つの似て非なる生き物を巡る人々の嗜好は、そのまま社会の特徴を現すシンボルなのである。
目次
- はじめに 「ヒトラーの犬」VS「チャーチルの猫」
- 第1章 猫を愛するすべての自由人へ
- 第2章 ヒトラーとナチスと犬
- 第3章 大成長と合理主義、江戸の「猫性の社会」
- 第4章 戦時体制から戦後日本の「犬性の社会」
- おわりに 「犬性」から「猫性」へ 変動する日本人
「BOOKデータベース」 より