国際主義との格闘 : 日本、国際連盟、イギリス帝国
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国際主義との格闘 : 日本、国際連盟、イギリス帝国
(中公叢書)
中央公論新社, 2016.5
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国際主義との格闘 : 日本国際連盟イギリス帝国
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コクサイ シュギ トノ カクトウ : ニホン、コクサイ レンメイ、イギリス テイコク
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主要参考文献: p322-330
Description and Table of Contents
Description
近年再評価が進む国際連盟は、医療などの社会・人道的活動を通じて東アジアでも国際協調を模索した。しかしそうした活動は、日本やイギリスが築いていた帝国に基づく国際秩序と摩擦を生み、日本は満洲事変を経て連盟を脱退する。政治と切り離した活動を期待されたはずの連盟に対し、日本が反発を強めたのはなぜか。連盟を支えながら、最大の帝国であり続けたイギリスは何をめざしていたのか。各々の思惑が交錯するなか、東アジアで展開した国際主義の試みに、新たな光を当てる。
Table of Contents
- 国際主義と帝国
- 第1部 国際主義と日本の格闘(国際連盟の思惑と中国の引力;満洲事変期の連盟、イギリス、日本;日本の連盟脱退通告と天羽声明;中国にとって連盟とは)
- 第2部 国際主義と介入(日中戦争勃発後の連盟と中国;ビルマロードとイギリス帝国)
- 第3部 戦後への継承と帝国の変容(国際連盟から国際連合へ—イギリスの演じるべき役割;国際社会の要請とアヘン問題—桎梏としての帝国)
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