大日本・満州帝国の遺産
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書誌事項
大日本・満州帝国の遺産
(講談社学術文庫, [2354] . 興亡の世界史||コウボウ ノ セカイシ)
講談社, 2016.6
- タイトル別名
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大日本満州帝国の遺産
- タイトル読み
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ダイニホン マンシュウ テイコク ノ イサン
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注記
原本は「興亡の世界史」の第18巻として2010年5月講談社より刊行
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: p298-304
年表: p305-314
内容説明・目次
内容説明
王道楽土、五族協和を謳い建国十余年で消滅した帝国・満州。革新官僚としてその産業開発に辣腕を振るい、戦後はA級戦犯容疑者から首相の座に登り詰め高度成長を発進させた岸信介と、その満州で帝国軍人として戦時を生き、解放後に韓国大統領となって近代化を達成した朴正煕。戦後の日韓両国の枠組みをつくった二人の足跡から満州国の虚実を問う。
目次
- 第1章 帝国の鬼胎たち(海を越える満州人脈;若き日の「妖怪」と独裁者)
- 第2章 帝国のはざまで(満鮮一体への道;「亡国の民」の満州;満州へ、満州へ;満州が生んだ鬼胎たち)
- 第3章 満州帝国と帝国の鬼胎たち(国連転回ノ根本政策;王道楽土の夢と現実;統制経済の実験場)
- 第4章 戦後と満州国の残映(甦る「鬼胎」たち;「未完のプロジェクト」;「満州型モデル」を求めて;再選後の危機と独裁への道;重化学工業化と農村振興の起源;鬼胎たちの日韓癒着)
「BOOKデータベース」 より