天皇は決意する
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天皇は決意する
(昭和二十年 / 鳥居民著, . 第10巻||10)(草思社文庫, と2-14)
草思社, 2016.4
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天皇は決意する
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内容説明・目次
内容説明
ルーズベルトは亡くなる前、昭和19年後半には親日家グルー元大使を次官に登用して対日和平のサインを送りはじめていたが、大統領の急死により、その方針も定かではなくなった。天皇は孤独な毎日を送り、意思決定は内大臣木戸ひとりに依存していた。東京帝大教授の南原繁と高木八尺は木戸に会って国民の窮状と陛下への思いを告げた。孤独に育てられ、意思を表明するのが難しい環境の天皇はいかにして和平への道を踏み出したか。
目次
- 第29章 天皇、皇太后、直宮、内大臣(六月九日)(孤独な天皇;最後の元老の重大な怠慢;疎まれた助言者、直宮 ほか)
- 第30章 ルーズベルトとグルー(六月九日)(ルーズベルトがカイロでしたこと;日本派、グルーの登場;ルーズベルトはなぜ考えを変えたのか ほか)
- 第31章 近衛、木戸、天皇(六月九日)(近衛文麿の怒り;昭和十六年十月 近衛と木戸;昭和二十年五月 近衛と木戸 ほか)
「BOOKデータベース」 より