地名でわかる水害大国・日本

書誌事項

地名でわかる水害大国・日本

楠原佑介 [著]

(祥伝社新書, 471)

祥伝社, 2016.7

タイトル別名

地名でわかる水害大国日本

タイトル読み

チメイ デ ワカル スイガイ タイコク ニホン

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内容説明・目次

内容説明

災害大国・日本でもことさら多いのが水害。繰り返される水害を防ぐべく、古より人は地名に思いをこめて警鐘を鳴らしてきた。かつては海であり、沼沢や砂地、川があった場所、何度も土地が崩れた地点には、必ず鍵となる語が地名に残されている。例えば、崎、龍、瀬、狛、駒—の字が警告するものは何か?この日本で危ない場所は、すでに決まっている!地名研究半世紀の成果がここに!

目次

  • 1 古代以来の沼地を都市化した愚—平成二七年、鬼怒川水害を検証する
  • 2 地下街・地下室“水責め”の恐怖—平成一一年、博多駅・新宿区西落合、そして東京直下型地震
  • 3 『岸辺のアルバム』の悪夢—昭和四九年九月、多摩川椿防決壊水害
  • 4 古代都宮の周辺は“水浸し”の地だった—京阪神には畿内の大半の水が集中する
  • 5 災害のデパート・名古屋の宿命—海と台地と扇状地、輪中の狭間で
  • 6 “坂の町”長崎がなぜ危ないか?—昭和五七年、長崎大水害
  • 7 「緑の丘」願望の破綻—平成二六年、広島安佐南区の土砂災害
  • 8 江戸前期、熊沢蕃山の先見の明—昭和九年九月、岡山市大水害
  • 9 シラス台地で繰り返される悲劇—平成五年、鹿児島市大水害

「BOOKデータベース」 より

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