神やぶれたまはず : 昭和二十年八月十五日正午
著者
書誌事項
神やぶれたまはず : 昭和二十年八月十五日正午
(中公文庫, [は-57-3])
中央公論新社, 2016.6
- タイトル別名
-
神やぶれたまはず : 昭和20年8月15日正午
- タイトル読み
-
カミ ヤブレタマワズ : ショウワ ニジュウネン ハチガツ ジュウゴニチ ショウゴ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献一覧: p324-328
単行本 (2013年7月刊) の文庫化
内容説明・目次
内容説明
昭和二十年八月十五日、終戦の玉音放送を拝したラジオの前の人びとは、一瞬の静寂のうちに、何を聞きとったのだろうか。太宰治、三島由紀夫、吉本隆明らによる、その日の言説を繙きながら、歴史の彼方に忘れ去られた至高の瞬間をさぐる、精神史の試み。
目次
- 第1章 折口信夫「神やぶれたまふ」
- 第2章 橋川文三「『戦争体験』論の意味」
- 第3章 桶谷秀昭『昭和精神史』
- 第4章 太宰治「トカトントン」
- 第5章 伊東静雄の日記
- 第6章 磯田光一『戦後史の空間』
- 第7章 吉本隆明『高村光太郎』
- 第8章 三島由紀夫『英霊の聲』
- 第9章 「イサク奉献」(旧約聖書「創世記」)
- 第10章 昭和天皇御製「身はいかになるとも」
「BOOKデータベース」 より