安保論争
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書誌事項
安保論争
(ちくま新書, 1199)
筑摩書房, 2016.7
- タイトル読み
-
アンポ ロンソウ
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注記
文献案内: p259-265
内容説明・目次
内容説明
現代の世界で、平和はいかにして実現可能か。日本の安全は、どうすれば確保できるのか—。安保関連法をめぐる激しい論戦にもかかわらず、こうした肝要な問いが掘り下げられることはなかった。これらの難問を適切に考えるには、どのような場合に戦争が起こるかを示す歴史の知見と、二一世紀の安全保障環境をめぐるリアルな認識とが、ともに不可欠である。国際政治・外交史の標準的見地から、あるべき安全保障の姿と、そのために日本がとるべき道筋を大胆かつ冷静に説く、論争の書。
目次
- 1 平和はいかにして可能か(平和への無関心;新しい世界のなかで)
- 2 歴史から安全保障を学ぶ(より不安定でより危険な世界;平和を守るために必要な軍事力)
- 3 われわれはどのような世界を生きているのか—現代の安全保障環境(「太平洋の世紀」の日本の役割;「マハンの海」と「グロティウスの海」;日露関係のレアルポリティーク;東アジア安全保障環境と日本の衰退;「陸の孤島」と「海の孤島」;対話と交渉のみで北朝鮮のミサイル発射を止めることは可能か;カオスを超えて—世界秩序の変化と日本外交)
- 4 日本の平和主義はどうあるべきか—安保法制を考える(集団的自衛権をめぐる戦後政治;「平和国家」日本の安全保障論;安保関連法と新しい防衛政策;安保法制を理性的に議論するために)
「BOOKデータベース」 より