遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 : 私たちはどのように騙されてきたのか?
著者
書誌事項
遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 : 私たちはどのように騙されてきたのか?
日経BP社 , 日経BPマーケティング (発売), 2016.6
- タイトル別名
-
Altered genes, twisted truth : how the venture to genetically engineer our food has subverted science, corrupted government, and systematically deceived the public
遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 : 私たちはどのように騙されてきたのか?
- タイトル読み
-
イデンシ クミカエ ノ ネジマゲラレタ シンジツ : ワタクシタチ ワ ドノヨウニ ダマサレテ キタノカ?
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注記
解説: 加藤好一
原著 (Clear River Press, c2015) の翻訳
原注: p681-758
内容説明・目次
内容説明
多くの著名な生物学者や学術団体が、遺伝子組み換え食品を世に出すためリスクを隠蔽し、真実をゆがめてきた。本書はこの手の込んだ詐欺がどのように行われ、一般国民だけでなく、ビル・クリントンやビル・ゲイツ、バラク・オバマ、その他の明敏で影響力の大きい人物までが騙されたのかを克明に描く。
目次
- 科学の政治化—そして幻想の制度化
- 膨張するバイオテクノロジー産業の野望—強まった政治性
- 惨事の隠蔽工作—遺伝子組み換え食品による致死的中毒はどう覆い隠されてきたか
- 遺伝子、巧妙さ、不誠実さ—生命のソフトウエアを書き直し、事実も書き直す
- 不法エントリー—遺伝子組み換え食品の販売認可を強引に進めた米国政府の詐欺
- グローバル化する異常な規制—カナダ、EUなどでも無視された科学と健全な政策
- 環境保護の崩壊—多重のリスク、最低レベルの警戒
- 米国メディアの機能不全—隠蔽と不正の従順な共犯者
- リスクについての体系的な嘘—見過ごし、異常、怠慢
- 収穫された不安なデータ—GMOの研究は、どのようにして安全性の証明に失敗し、代わりに市場追放すべきとの確証を持ったのか
- 見過ごされたコンピューター科学の教訓—複雑な情報システムの変更がもたらす避けがたいリスク
- 基礎のない基礎的推定—農業生物工学を支える誤解
- 科学者が「情報操作のプロ」に退化—遺伝子工学の最も悪質な突然変異
- 新しい方向性と広がる地平線—遺伝子工学を捨て、安全かつ持続可能で賢明な農業形態へ
「BOOKデータベース」 より