桓武天皇の帝国構想
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桓武天皇の帝国構想
同成社, 2016.6
- タイトル読み
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カンム テンノウ ノ テイコク コウソウ
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注記
桓武朝年表: p193-195
参考文献: p197-202
内容説明・目次
内容説明
現代と響き合う桓武帝国のイデオロギー。長岡京・平安京遷都と蝦夷征討を担う有能な人材確保を百済中心の帰化人に求め、幻の大国建国を夢見て革新的な政策を打ち出した、桓武天皇の革命性を今日に問う。
目次
- 序論
- 第1章 桓武天皇の侍臣・菅野真道(菅野真道の祖先伝承;菅野真道の先祖;王辰爾の後裔氏族;菅野真道の官歴;日本帝国と諸蕃)
- 第2章 百済・高句麗の建国神話(天高知日之子姫尊;百済・高句麗の建国神話;高句麗好太王碑文;天帝の子と日本帝国)
- 第3章 「蕃人共同体」論(「蕃人共同体」の構想;天皇・藤原氏・百済王氏;「蕃人」の重用;東文氏と西文氏)
- 第4章 百済王氏と桓武天皇(百済王氏の由来;藤原継縄と百済王明信の結婚;交野行幸の意義)
- 第5章 桓武帝国の特質(桓武天皇を論じた理由;「蕃人共同体」の論;遷都と征夷;日本帝国の定立)
「BOOKデータベース」 より