定本丸山眞男回顧談
著者
書誌事項
定本丸山眞男回顧談
(岩波現代文庫, 学術 ; 351-352)
岩波書店, 2016
- 上
- 下
- タイトル別名
-
丸山眞男回顧談 : 定本
- タイトル読み
-
テイホン マルヤマ マサオ カイコダン
大学図書館所蔵 件 / 全116件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
『丸山眞男回顧談』上・下(2006年, 岩波書店刊)に、本文の注や巻末の補注に加筆し、年譜や人名索引に変更を加えたもの
丸山眞男略年譜: 下p309-327
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784006003517
内容説明
晩年の丸山眞男が、自らの生涯を同時代のなかに据えてじっくりと語りおろした回顧談。興味深い事実と臨場感あふれる語り口によって、昭和史の一断面を生き生きと伝える貴重な証言である。『丸山眞男集』刊行の準備として五年余りにわたって行われたインタビューの記録に、読解を助ける詳細な注・補注を添える。上巻は生い立ちから敗戦前後まで。
目次
- はじめに—敗戦前後
- 府立一中のころ
- 一高時代
- 読書・映画・音楽
- 東大で学ぶ
- 東大で学ぶ(続)
- ファシズムの時代の大学と知識人
- 助手として
- 歴史主義と相対主義の問題
- 自由主義と自由主義批判
- 戦中から戦後へ
- 重臣リベラリズムからオールド・リベラリスト批判まで
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784006003524
内容説明
晩年の丸山眞男が、松沢弘陽・植手通有両氏によるインタビューにこたえた記録である本書は、個人的回想をはるかに越えた昭和史への類まれな証言である。研究の進展を踏まえた詳細な注を増補し「定本」とする。下巻では、戦後の激動期の社会・思想状況、平和問題談話会や憲法問題研究会、六〇年安保から東大紛争、そして東大辞職までが語られる。
目次
- 戦中戦後の自由主義
- 戦後の出発に向かって
- 三島庶民大学
- 生活問題としての戦後
- 太平洋戦争を省みる
- アジアへの目
- 思想史研究と講義
- サンフランシスコ講和・朝鮮戦争・六〇年安保
- 法学部改革・東大紛争・辞職
- ポスト戦後と学問の将来
「BOOKデータベース」 より