イギリスの政治制度
著者
書誌事項
イギリスの政治制度
時潮社, 2016.6
- タイトル別名
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British political institutions
- タイトル読み
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イギリス ノ セイジ セイド
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、イギリスの両院制が近年における一定の議会改革プログラムによって変貌を遂げた諸局面を、長期的な視野から再検討する。確かに1999年の上院における大半の世襲貴族の除去をはじめとする制度改革は、それほど大改革ではなかった。しかし本書は、これらの議会改革によってそれ以上にイギリスの議会政治状況が変化した諸局面を、制度的・思想的な複眼的アプローチによって多角的に検証しようとするものである。
目次
- 第1部 イギリスの政治制度総論(イギリスの政治制度原理(G.マーシャルの所説を素材として);両院制の原理論(N.D.J.ボルドウィンの所説を中心に);両院制の成立の歴史的検討(J.マニーらの所説を中心に);1997年以来の立憲制改革(M.ラッセルの所説を中心に);第二院の議事手続(M.W‐ブース卿の貴族院の変化事例);両院制の理論と比較視点(M.ラッセルの著作の分析))
- 第2部 イギリスの政治制度各論(現代の両院制)(イギリスの上院制度の現在(M.ラッセルの著作の分析);ウェストミンスター型両院制の再生(M.ラッセルの著作の論理))
- 第3部 ケーススタディ(ハリントンの共和国憲法構想—『統治章典』との比較を中心に)
「BOOKデータベース」 より