漱石とホームズのロンドン : 文豪と名探偵百年の物語

書誌事項

漱石とホームズのロンドン : 文豪と名探偵百年の物語

多胡吉郎著

現代書館, 2016.7

タイトル別名

Natsume Soseki vs. Sherlock Holmes

漱石とホームズのロンドン : 文豪と名探偵 : 百年の物語

漱石とホームズのロンドン : 文豪と名探偵100年の物語

タイトル読み

ソウセキ ト ホームズ ノ ロンドン : ブンゴウ ト メイタンテイ ヒャクネン ノ モノガタリ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

時代の「峠」に立っていたロンドンの漱石とホームズ。合わせ鏡の中から浮は彫りになる、格差社会、南北問題、戦争…。二人の天才が、百年の歳月を超え、今、新たな時代の「峠」に投げかけるメッセージとは?

目次

  • 第1章 『帰還』シリーズに注目せよ—同時代を生きた漱石とホームズ(『帰還』への道—漱石訪英とホームズ復活;『帰還』シリーズに探る漱石のロンドン;電灯はまぶしかった—電気の時代の漱石とホームズ;自転車に乗るホームズと漱石の『自転車日記』;ホームズを救った日本武術と漱石の「自己本位」)
  • 第2章 『六つのナポレオン』と漱石の悲哀—膨張する都市の南北問題(KensingtonとKennington、一字違いが大違い—ロンドンの地図を眺めるドイルと漱石;「〃」が語る漱石のケンジントン・コンプレックス;北の高台の秘密—『犯人はふたり』と『下宿』『過去の臭い』;カンバーウェルの胸キュン—『倫敦消息』と『四つの署名』)
  • 第3章 戦時下のロンドンから—大量殺戮と個人主義の相克(それぞれの南ア戦争;戦争が個を破壊する—戦争文学としての『趣味の遺伝』;ホームズ物語の終焉と漱石の「亡びるね」)

「BOOKデータベース」 より

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