Bibliographic Information

パスカル

小松攝郎著

(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 12)

清水書院, 2016.6

  • : 新装版

Title Transcription

パスカル

Access to Electronic Resource 1 items

Available at  / 18 libraries

Note

パスカル年譜: p185-191

参考文献: p192

Description and Table of Contents

Description

ブレーズ=パスカルはフランスの天才的な、ユニークな思想家である。法服貴族の子に生まれ手ずから父の教育を受けた。少年時代は主として数学を勉強し、またジャンセニスムの宗教に接した。一六四七年パリに出て、社交界に入った。一九五四年恩寵を体験し、決定的に回心した。当時、ジャンセニストとジェズイットとの争いが激化していたが、パスカルはジャンセニストの陣営に加わり、匿名で『プロヴァンシアル』を出し、ジェズイットを攻撃した。その後『キリスト教弁証論』の執筆にかかったが、死によって中断された。その未完のノートが『パンセ』と呼ばれるものである。パスカルは一生、病苦にさいなまれ、また思想的にも悩んだ。パスカルの「生涯と思想」が、じかにわれわれに訴えるのもこの点である。

Table of Contents

  • 1 はじめに(パスカルという人;パスカルの時代;パスカルの生活と業績)
  • 2 パスカルの生涯と思想(子ども時代;ルアンの時代;最初の回心;社交生活;決定的回心;ポール‐ロワイヤル;プロヴァンシャル;晩年)
  • 3 パスカルの人間論的思想(幾何学の精神と繊細の精神;考える葦;気晴らし)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BB21761946
  • ISBN
    • 9784389420123
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    193p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top