Bibliographic Information

細雪

谷崎潤一郎著

(角川文庫, 19864-19866)

KADOKAWA, 2016.7

改版

  • 上巻
  • 中巻
  • 下巻

Title Transcription

ササメユキ

Available at  / 31 libraries

Note

角川文庫旧版(1956年10月15日初版)を定本とし、中央公論社版『谷崎潤一郎全集』(1981-1983)ほかを参照して、原文を新字・新かなづかいに改めたもの

ブックジャケットのシリーズ番号: た77-3, た77-4, た77-5

Description and Table of Contents

Volume

上巻 ISBN 9784044001308

Description

大阪・船場の旧家、蒔岡家には鶴子、幸子、雪子、妙子の美しい四姉妹がいる。三十歳にして独身の三女・雪子には次々と縁談が舞い込むが、なかなかうまくまとまらずにいた。上流階級社会の何気ない日常と、美しく移ろう四季、そして関西の街を写す、著者の代表作。上巻には、著者の妻で幸子のモデルとなった松子夫人による「『細雪』追想」も収載。
Volume

下巻 ISBN 9784044001315

Description

街に戦争の影がしのびよる中、三女・雪子に、ようやく御牧子爵の子息との結婚の話が持ち上がる。ほっと胸をなでおろした幸子だったが、そんな折に、奔放な四女・妙子の妊娠が判明するのだった。妙子の出産の予定日と、雪子の婚礼の日がしだいに迫り…。戦時下、軍部の圧迫により発表禁止とされながらも、著者が書くことをやめなかった一大長編。
Volume

中巻 ISBN 9784044001322

Description

東京に居を移した本家に身を置く雪子は、都会の空気になじめず心細い日々を送っている。いっぽう関西では、神戸で大洪水がおこり、四女・妙子が巻き込まれた。この水害から妙子の命を救ってくれたのは、かねてより付き合いを続けていた許嫁の奥畑ではなく、奥畑家に昔丁稚奉公をしていた板倉であった。二人の身分違いの恋に家族が翻弄される中、板倉が病に倒れる—。

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Details

  • NCID
    BB21817927
  • ISBN
    • 9784044001308
    • 9784044001322
    • 9784044001315
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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