書誌事項

丸山眞男の敗北

伊東祐吏著

(講談社選書メチエ, 629)

講談社, 2016.8

タイトル読み

マルヤマ マサオ ノ ハイボク

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文献一覧: p257-263

内容説明・目次

内容説明

政治学と日本思想史の泰斗・丸山眞男(一九一四‐九六年)。『日本政治思想史研究』や『現代政治の思想と行動』など、戦後最大の知識人が残した著作は、今なお多くの読者を魅了し続けている。本書は、すでに神格化された知の巨人と正面から向き合い、独自の「哲学」を読み取る試みである。そして、その試みはやがて衝撃的な事実を明らかにする—。いまだ現在進行形の「戦後」を生きる私たちにとって必読の思考体験がここにある!

目次

  • 第1章 丸山眞男の「哲学」
  • 第2章 戦中の“転向”
  • 第3章 敗戦と再生
  • 第4章 民主化のパラドクス—第一期:占領下の時代(敗戦〜一九五〇年)
  • 第5章 奪われた全盛期—第二期:「逆コース」の時代(一九五〇年〜五五年)
  • 第6章 政治学者としての終焉—第三期:経済成長のはじまり(一九五五年〜六〇年)
  • 第7章 日本思想史家としての格闘—高度経済成長の時代(一九六〇年以降)
  • 第8章 丸山眞男の敗北

「BOOKデータベース」 より

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