プルートピア : 原子力村が生みだす悲劇の連鎖

書誌事項

プルートピア : 原子力村が生みだす悲劇の連鎖

ケイト・ブラウン著 ; 高山祥子訳

講談社, 2016.7

タイトル別名

Plutopia : nuclear families, atomic cities, and the great Soviet and American plutonium disasters

タイトル読み

プルートピア : ゲンシリョクムラ ガ ウミダス ヒゲキ ノ レンサ

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注記

原著(c2013)の翻訳

訳者「高山」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

内容説明・目次

内容説明

“プルートピア”は「特異なユートピア」である。アメリカはワシントン州東部のリッチランドに、ロシアはウラル山脈南部のオジョルスクに、プルトニウムの街・原子力村としての“プルートピア”をつくりだした。本書は、東西冷戦という境界を越え、プルトニウムが米ソを結びつけて「歪んだ理想郷」を生みだした経緯に注目する。インタビューと膨大な公文書記録をもとに、チェルノブイリ、福島と繰り返されてきた惨劇の源泉を掘り下げる。

目次

  • 第1部 アメリカ西部の核最前線—閉ざされた空間(ミスター・マサイアス、ワシントン州に行く;逃げ去る労働力 ほか)
  • 第2部 ソ連の労働者階級の原子力(発禁処分;グラークと爆弾 ほか)
  • 第3部 プルトニウムの惨事(危機管理をする;傷つきながら歩く ほか)
  • 第4部 プルトニウムのカーテンを取り去る(プルトニウムをポートフォリオの株式に;帰ってきたチェルノブイリ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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