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日本の文字 : 文字論

石川九楊著

(石川九楊著作集 / 石川九楊著, 2)

ミネルヴァ書房, 2016.8

タイトル別名

日本の文字 : 文字論

タイトル読み

ニッポン ノ モジ : モジロン

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内容説明・目次

内容説明

日本語とは漢字、カタカナ、ひらがなの三種の文字の特異稀なる混成体である。万葉仮名発生の淵源に遡り、ひらがな誕生と重ねの美学をうみだした日本文化の秘密に迫る。書字探究の地平から国文学研究の陥穽を問う!

目次

  • 序 日本の文字—「無声の思考」の封印を解く(なぜ日本語だけが三種類の文字をもつのか;文字再考;漢字、ひらがな、カタカナ;書く文明、話す文明;点画の書法—東アジアの「アルファベット」;文字と文体;堕ちゆく日本語の再生)
  • 万葉仮名でよむ『万葉集』(万葉仮名とは何か;異形の漢字=万葉仮名が語る意味;文化の曲り角—表語文字から表音文字へ;女手・平仮名の成立によって何が変わったのか;万葉歌の二重性—万葉から古今へ)
  • ひらがなの美学(ひらがな誕生;女手の小宇宙;女手のゆくえ;ひらがなの美学;ひらがな対談 小松英雄+石川九楊)

「BOOKデータベース」 より

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