日本の文字 : 文字論
著者
書誌事項
日本の文字 : 文字論
(石川九楊著作集 / 石川九楊著, 2)
ミネルヴァ書房, 2016.8
- タイトル別名
-
日本の文字 : 文字論
- タイトル読み
-
ニッポン ノ モジ : モジロン
大学図書館所蔵 件 / 全97件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
日本語とは漢字、カタカナ、ひらがなの三種の文字の特異稀なる混成体である。万葉仮名発生の淵源に遡り、ひらがな誕生と重ねの美学をうみだした日本文化の秘密に迫る。書字探究の地平から国文学研究の陥穽を問う!
目次
- 序 日本の文字—「無声の思考」の封印を解く(なぜ日本語だけが三種類の文字をもつのか;文字再考;漢字、ひらがな、カタカナ;書く文明、話す文明;点画の書法—東アジアの「アルファベット」;文字と文体;堕ちゆく日本語の再生)
- 万葉仮名でよむ『万葉集』(万葉仮名とは何か;異形の漢字=万葉仮名が語る意味;文化の曲り角—表語文字から表音文字へ;女手・平仮名の成立によって何が変わったのか;万葉歌の二重性—万葉から古今へ)
- ひらがなの美学(ひらがな誕生;女手の小宇宙;女手のゆくえ;ひらがなの美学;ひらがな対談 小松英雄+石川九楊)
「BOOKデータベース」 より