冷戦と「アメリカの世紀」 : アジアにおける「非公式帝国」の秩序形成
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冷戦と「アメリカの世紀」 : アジアにおける「非公式帝国」の秩序形成
岩波書店, 2016.8
- タイトル別名
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冷戦とアメリカの世紀 : アジアにおける非公式帝国の秩序形成
- タイトル読み
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レイセン ト「アメリカ ノ セイキ」 : アジア ニオケル「ヒコウシキ テイコク」ノ チツジョ ケイセイ
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参考文献: p289-326
内容説明・目次
内容説明
二〇世紀とは、アメリカがリベラルな秩序形成を目指した時代だとされている。しかし、その「リベラル」とは、いったいどのような性格のものだったのだろうか。一九四五年から七四年までの日本、ヴェトナム、インドネシア、中国をめぐるアメリカのアジア政策を、冷戦下でのコラボレーター育成に着目しつつ詳細に読み解くことで浮かび上がってきたのは、反自由主義を包摂した「非公式帝国」としてのアメリカの実像であった。日本の対米協力の実態をも明らかにする、緻密な戦史研究の集大成。
目次
- 序章 アメリカの戦後秩序形成とその特徴
- 第1章 アメリカの秩序形成(1)—北東アジア
- 第2章 アメリカの秩序形成(2)—東南アジアと南アジア
- 第3章 アメリカの対日政策と吉田親米政権の樹立—「交渉されたヘゲモニー」
- 第4章 「核密約」と日米安保体制—対米依存の構造の源流
- 第5章 ヴェトナム戦争と沖縄返還の代償—一九六五‐六八年
- 第6章 冷戦秩序の変容とジョンソン政権のインドネシア政策—一九六四‐六八年
- 第7章 ニクソン政権の米中和解イニシアティブ—一九六九‐七四年
「BOOKデータベース」 より