近世後期の対外政策と軍事・情報

書誌事項

近世後期の対外政策と軍事・情報

松本英治著

吉川弘文館, 2016.9

タイトル別名

近世後期の対外政策と軍事情報

タイトル読み

キンセイ コウキ ノ タイガイ セイサク ト グンジ ジョウホウ

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内容説明・目次

内容説明

寛政期から文化期にかけて、レザノフの来航など西洋諸国の通商要求やフェートン号事件などの紛争が頻発した。近世日本が対外的危機に直面するなか、交渉の窓口である長崎に及ぼした影響を軍事と情報の視点から論じる。オランダによる情報提供や蘭学の発展との関係を踏まえ、幕府の対応を追究。長崎の警備体制や情報機能に与えた影響を考察する。

目次

  • 第1部 対外的危機と長崎の地域社会(長崎警備とロシア船来航問題;蘭学者青木興勝の長崎遊学と対外認識;レザノフ来航予告情報と長崎奉行)
  • 第2部 対外的危機と幕府の軍事的・外交的対応(フヴォストフ文書をめぐる日蘭交渉;阿蘭陀通詞の出府と訳業;幕府の洋式軍艦導入計画;幕府の戦時国際慣習への関心)
  • 第3部 幕府の対外政策と長崎の地域社会(大槻玄沢と幕府の対外政策;ラッフルズの出島接収計画と長崎奉行;ゴローウニン事件と天文方)
  • 対外政策と軍事・情報

「BOOKデータベース」 より

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