書誌事項

旅にとり憑かれたイギリス人 : トラヴェルライティングを読む

窪田憲子, 木下卓, 久守和子編著

(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 30)

ミネルヴァ書房, 2016.8

タイトル別名

Possessed by travel : reading British travel writing

タイトル読み

タビ ニ トリツカレタ イギリスジン : トラヴェル ライティング オ ヨム

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注記

英文タイトルはブックジャケットによる

引証資料: 各章末

その他の参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

島国に住むイギリス人は昔から海を渡り旅に出た。命の危険も顧みず、中世ではエルサレムの聖地巡礼に出掛け、大航海時代に入ると、帆船を繰り、競うように世界の果てに向かった。旅とともに生まれた、未知の探究の記録“トラヴェルライティング”は、文学の新ジャンルとして近年脚光を浴びている。本書は、十数名のトラヴェラーの足跡を記したトラヴェルライティングを読み解くことで、イギリスの文化と歴史の位相を浮かび上がらせる大胆な試み。

目次

  • 第1部 拡張/反転する世界(あれは幻の南方大陸か?—ジェイムズ・クックの航海日誌;プラントハンターの旅行記—ロバート・フォーチュン、紅茶の苗を求めて中国を行く;インド大反乱を見たメンサーヒブたち—ルース・クープランドの滞在記 ほか)
  • 第2部 自然の“発見”(絶壁に立つ—アルプス越えと“崇高”の誕生;極地をめざす旅—『フランケンシュタイン』から辿る探検家たちの栄光と挫折;ナイルの水源を求めて—リヴィングストン博士の奥地探検を中心に)
  • 第3部 異文化との遭遇(泣きわめく中世の女巡礼者—マージェリー・ケンプ、聖地への旅;「マホメットの楽園」を旅して—メアリ・モンタギュとトルコの女性たち;アルフレッド・イーストと明治日本の出会い—ある風景画家の旅日記から ほか)

「BOOKデータベース」 より

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