古代日本人の神意識

書誌事項

古代日本人の神意識

森陽香著

笠間書院, 2016.9

タイトル別名

古代日本人の神意識

タイトル読み

コダイ ニホンジン ノ カミ イシキ

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注記

博士(文学)の学位を受けた論文(慶應義塾大学, 2013年2月)を基とし、全体に加筆し数編の論考を加えたもの

索引: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

古代の日本人は、生の根拠や規範を神々に求めた。その信仰と伝承は、人々の心にどのように生まれ、成長し、文献上で確立されたのか。古事記・日本書紀・出雲国風土記・播磨国風土記・万葉集の諸作品を横断し、古代的心性のありようを明らかにする。自らの思いを、初めて文献に書き留めることに成功した古代人の精神に、文学的な方法と立場から迫る書。

目次

  • 1 「神代」の神—ムスヒ(ビ)・オホアナムチ・スクナヒコナ・オホヤマツミ(ムスヒ神・ムスビ神研究の課題;ムスヒ神・ムスビ神;カムムスヒ・カムムスビの資性;『古事記』と『日本書紀』のスクナヒコナ神話;『古事記』スクナヒコナ神話の成立—「つくる」と「かたむ」と;石立たす司—スクナミカミと常世の酒と;オホヤマツミ考)
  • 2 地方の神と天皇—『播磨国風土記』研究(『播磨国風土記』の校訂を考える—揖保郡林田里条を中心に;『播磨国風土記』の古代性1—「三群説」の検討;『播磨国風土記』の古代性2;神・天皇・人の伝承分布;神代と人代)

「BOOKデータベース」 より

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