神道の形成と中世神話

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神道の形成と中世神話

伊藤聡著

吉川弘文館, 2016.10

タイトル読み

シントウ ノ ケイセイ ト チュウセイ シンワ

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内容説明・目次

内容説明

神道史に関する研究は、近年、歴史学・文学・宗教学などの分野で広く見直しが行われている。中世において全国に広まった神仏習合を説く本地垂迹思想の展開を、天照大神と愛染明王との関係や、祝詞や和歌の習合、小笠原流の弓術書の由来譚などから検討する。中世神話や神道書の成立、神道諸流の形成過程にも触れ、日本思想史研究上での到達点を示す。

目次

  • 「神道」の中世
  • 第1部 中世神道研究の歩み(戦前戦後の中世神道研究;説話研究と中世神道)
  • 第2部 中世の本地垂迹思想(本地垂迹思想の展開;愛染明王と天照大神;中世における祝詞と和歌の習合;雑書の世界)
  • 第3部 中世神道・中世神話・伊勢神宮(神道の形成と中世神話;中世における古代神話の継承と変容;幻視される始原—中世神道書における天地創成説;中世における神道説の聚)
  • 第4部 中世寺院と神道流派の成立(中世神道の形成と無住;神道諸流の形成)
  • 中世神道研究の可能性

「BOOKデータベース」 より

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