後三条天皇 : 中世の基礎を築いた君主
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書誌事項
後三条天皇 : 中世の基礎を築いた君主
(日本史リブレット人, 021)
山川出版社, 2016.9
- タイトル別名
-
Gosanjōtennō
- タイトル読み
-
ゴサンジョウ テンノウ : チュウセイ ノ キソ オ キズイタ クンシュ
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注記
後三条天皇とその時代: 巻末
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
摂関政治に幕を引き、院政という新しい舞台を用意した後三条天皇。摂政・関白藤原頼通との長い政治闘争にたえぬいた結果、即位。最初に手がけたのは、焼けたままになっていた大内裏と内裏の復興であった。そのためには多大の経済負担が必要であった。それを延久荘園整理令の強行で乗りきり、みずからを荘園領主とくに摂関家の上に位置づけた。天皇の死後、それが天皇家への荘園集積をもたらし、やがて院を最大の荘園領主に押し上げる。
目次
- 時代を画する天皇
- 1 後三条天皇の即位
- 2 荘園整理令と記録所
- 3 内裏・大内裏復興
- 4 東北支配と河内・大和源氏
- 5 円宗寺と円融寺陵
- 6 後三条親政と院政
- 摂関政治の幕を引いた君主
「BOOKデータベース」 より