叫びの都市 : 寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者

書誌事項

叫びの都市 : 寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者

原口剛著

洛北出版, 2016.9

タイトル別名

Cry of the city

叫びの都市 : 寄せ場釜ケ崎流動的下層労働者

タイトル読み

サケビ ノ トシ : ヨセバ カマガサキ リュウドウテキ カソウ ロウドウシャ

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注記

文献一覧: p388-400

内容説明・目次

内容説明

「流動的下層労働者」たちは、かつて、職や生存を求め、都市空間の深みを潜り抜けた。陸と海を、山谷‐寿町‐笹島‐釜ヶ崎を行き交う、群れとなったのだ。その身体の流動は、いかなる空間を生み出していったのか。すでに私たちは「釜ヶ崎的状況」を生きている。「寄せ場」の記憶は、今を生き残る術を手繰りよせるための、切実な手がかりなのだ。地表を横断する群れとなれ、君みずからの「寄せ場」をつくれ—過去からの声は、そう私たちに耳打ちしている。労働者の相貌を現す都市空間誌。

目次

  • 序章 アスファルトを引き剥がす
  • 第1章 戦後寄せ場の原点—大阪港と釜ヶ崎
  • 第2章 空間の生産
  • 第3章 陸の暴動、海のストライキ
  • 第4章 寄せ場の生成(1)拠点性をめぐって
  • 第5章 寄せ場の生成(2)流動性をめぐって
  • 終章 地下の都市、地表の都市

「BOOKデータベース」 より

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